30代共働きの建設業パパ【ビルディングパパ】です。
建設業ではなかなか思うように働き方改革が進みません。
残業も減らないし、休日出勤も引き続き当たり前なんだよなー。
今のままでは2024年からの時間外労働規制が完全適用されると、多くの犯罪者が現れることでしょう。
そんな建設業で忙しく働く方に、是非読んでほしい本『エッセンシャル思考』を紹介します。
この記事を読むことで『エッセンシャル思考』に書かれているキーワードを、建設業の仕事にどう当てはめれば良いか分かります。
そして働き方改革に必要な思考法を習得できるはずです。
この本を読んで僕がとった具体的な行動も紹介しています。
全ての現場監督にも知っててほしいことなので、是非読んでみてください。
『エッセンシャル思考』を読んで仕事の本質を考えよう!
結論です。
この本を読んで建設業の仕事に生かしてみましょう!
より少なく、しかしより良く
エッセンシャル思考より
本にあるこのフレーズが、今の建設業にとって1番必要なことだと感じ、一気に読んでしまいました。
働き方改革を推進するにも関わらず、末端の人達は何も変わらず残業のオンパレードです。
IOTやICT、BIMなどを導入して生産性を高めるとどうなると思いますか?
残業がなくなると思いますか?
答えは「NO」です。
生産性を高められた分を何かのタスクにあてがわれ、結局何も変わらず残業することになります。
建設業で働く人全員が根本的に考え方を変える必要があります。
問題は業界ではなく、個人だと気づかされました。
この本に書かれているキーワードで特に重要と思ったものを抜粋し、建設業の仕事や働き方に当てはめてみましょう。
キーワード①:学習性無力感
学習性無力感とは何をしても無駄だと思い込んでいる状態のことです。
皆さん当てはまりませんか?
どうせこの業界、残業が多いのは変わらないんだよなー
このような思考が当たり前となり、何も考えられていないのが現状です。
本当に必要なのは、業界が変わる為に業界にいる人が変わらなければなりません。
まずは、自分がこの学習性無力感から抜け出すこと。
仕事のことについてきちんと向き合うことこそが働き方改革の根源だと改めて考えさせられました。
そうはいうものの、じゃあどうすればいいの?
この本を読んで僕が取った具体的な行動を紹介します。
現場監督の仕事は、施工図作成やら写真の整理やら手順書のチェックやら無数にあります。
そのタスクを1通り洗い出したあとに心をこめて聞くんです。
すべて本当に必要か?
自分がこの現場でやるべき重要なことは何なのか?
落ち着いて考える時間を作りましょう。
キーワード②:適当に全てをやろうとしない。
何を基準に重要なことと位置づけるのかが分からないため、全てのタスクをやらざるを得ない状態のことです。
それだと自分で優先順位を決められず他人の言いなりになってしまいます。
なので適当に全部やろうとせずに、自分が最大限力を発揮できるものだけに集中すること。
これも今の建設業にはない発想ですよね?
力を分散している状態から重要なことだけに集中する、これがポイントなのではと考えました。
そして僕は今の状況にこの内容を落とし込みました。
元々自分で何もかもやってしまっていたと気づかされました。
これで僕は仕事の負荷が減り、自分が重要でやるべきことだと思っていた建築設備の専門的な仕事に集中できるようになりました。
まとめ
以上がこの本を読んで学び、実践したことです。
人生も仕事もクローゼットと同じ
エッセンシャル思考より
毎日忙しい建設業に携わる人にとって必要なものは何か?
それは、
クローゼットを整理するのと同じように、建設業の仕事について素直に考え整理する時間を作ること。
だとこの本を読んで感じました。
ただし、あくまで僕が読んだ感想なのでまた違った感覚を持つ方もおられると思います。
たくさんの学びがありますので是非読んでみて下さい。
そしてこの本を元に建設業の仕事について、諦めずに一緒に考えてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも建設業に携わる人へ、参考になる本や面白い本を紹介していきます。
また読んでもらえると嬉しいです。
じゃ!
そゆことで!