あ!あの作業員さんちょっと危ないなー。
注意したいけど、どんな言い方をすればいいんだろう?
そんな悩みを抱えている若手現場監督の為に、この記事では不安全行動をしてしまっている作業員さんへの上手な注意の仕方を紹介します。
この記事を読んで実践することで、初心者の現場監督も上手に注意することができるようになります。
是非最後まで読んで参考にしてください。
○○よいか!で作業員さんへ注意喚起しよう!
最初に結論です。
不安全行動を取ってしまっている作業員さんには、
と声をかけてあげて下さい。
指示するというよりは、教えてあげるような感覚です。
そういう声の掛け方で作業員さんも気づいてきちんと不安全行動への対策をするようになります。
メリット①:若手現場監督でもきちんと聞いてくれる
当たり前ですが、新入社員で現場監督になったら目上の作業員さんへ指示や注意をしなければなりません。
22歳の現場監督が50歳の作業員さんに注意しないといけない場面もあります。
しかも、よりによって結構見た目が怖い人にも、、、
僕は2年目の時に、作業員さんに不安全行動をしていたので注意をしたのですが、言い方が悪く言い合いのケンカになってしまった時がありました。
その時は納得いかずに、結局所長に間に入って解決してもらいました。
今思えば、言い方がホントに悪かったと思っています。
みたいな言い方だったと思います。
若造にこんな言い方されれば誰でも怒りますよね。
そんな経験もあり、今ではこの〇〇良いか!という言い方で注意喚起するようにしています。
安全帯しないと危ない時は、安全帯良いか!
足元の整理ができていないときは、片付け良いか!
この言い方は本質を捉えており、かつ簡潔に指示できますので非常に効果的です。
若手でも説得力があるように作業員さんには聞こえるので是非試してみてください。
メリット②:角が立たず無駄がない
作業員さんが不安全行動をしている時は2つのパターンがあります。
不安全行動だと分かっているにも関わらず、行っている作業員さんと不安全行動だと認識していない作業員さんです。
前者は、もちろんダメなのできちんと現場監督が注意しないといけません。
しかし、1番危ないのは後者です。
事故に繋がるのは不安全行動と認識しておらず、ついうっかりの作業員さんが多い傾向にあります。
作業員さんからしたらちょっと忘れていただけという感覚です。そこに、若い現場監督から偉そうに指摘言われると嫌な気持ちになります。
ただ、現場監督側からすると見て見ぬふりもできません。
そこで、出来ていない安全対策のみを言ってあげることで、作業員さんも嫌な気持ちにならずにきちんと対応してもらえます。
作業員さんの身を守るという感覚で余計なことは言わずにきちんと声かけしてあげましょう。
メリット③:当事者以外の作業員さんへの注意喚起にもなる
この言い方は、その場で声かけすることで他の作業員さんにへの注意喚起にもなります。
1人がうっかり安全行動してしまっているということは、他の人もやってしまう可能性が十分にあります。
同じ作業をしている作業員さんは特に可能性が高いと言っていいと思います。
そこで、他の作業員さんがうっかりしてしまっていることを皆んなに展開することによりリスク回避につながります。
言われた作業員さんには大変申し訳ないのですが、そうやって未然に事故を防ぐことが我々現場監督の責務です。
きちんと全員に共有し、安全作業を行う現場の雰囲気づくりを行っていきましょう。
非常に大切なことですので、しっかりと頭に入れておきましょう。
まとめ
1~3年目くらいの若手現場監督は作業員さんから舐められる傾向にあります。
言っても聞いてくれなかったり、言い返してくる作業員さんもいます。そういう場面を経験すると、次から注意しづらくなってしまいます。
しかし、その気持ちに負けてはいけません。
事故を防ぐことこそが我々現場監督の1つの役割でもあります。
見て見ぬふりをすることなく、きちんと注意することで作業員さんからも信頼を得ることにも繋がります。
しっかりと注意できる現場監督になりましょう。
それでも、きちんとして対策してもらえなかったり、言い合いになることがあれば上司や所長に相談し指示してもらいましょう。
大丈夫です、あなたは間違っていませんし悩む必要は一切ありません。いろんな作業員さんがいますから上手に付き合いましょう。
これも経験が必要ですので、しっかりと考えながら日々現場管理を行いましょう!
そして、ゆくゆくは立派な現場監督になって日本中の人々の生活を支えられるように、一緒に頑張っていきましょう!
何かあればコメントでも、ツイッターのDMでも結構ですのでご相談ください!
じゃ!そゆことで!
ご安全に!